空気中の酸素・火の温度・湿度・土の質感を屈指し、持つ人のこと、育てる植物のことを考えて作陶いただいた、オリジナルの鉢のご紹介です。
使い込むほどに深い色になり味わいが出てくる植木鉢です。
羅以音窯(ライオンガマ)は2002年に福岡県飯塚市にご夫婦で窯元を構えられました。
豊かな自然に囲まれた森の中で生活をされており、常に自然と向き合って作陶されています。
ご主人が白色の彫り粉引(こひき)、奥様が茶色のアフリカ彫刻をご担当。
実際に何度かお伺いして、たくさんのお話をしました。
常に自然と向き合って生活をされているご夫妻の経験やお考えは、私たちをとても魅了する内容で、ぜひこの方々に植木鉢を作っていただきたい!と強く思ったのは、数年前の出来事ですがいまだにしっかりと覚えています。
排水性を意識して鉢穴を大きくしたり、高台に切り込みを入れたり、足を付けて風通しをよくしたりと、様々な工夫を凝らしていただいています。
長い時間を要してやっと出来上がった、そんな作品たちです。
気の遠くなるような作業と、そしてたくさんの想いが詰まっています。
これまでたくさんの植木鉢を作っていただきましたが、一つとして同じデザインのものはありません。
実際に手に取り、その手仕事の温かみを感じてください。
□彫り粉引(白色)
ご主人の作品です。
今では珍しい、蹴ってロクロを回す蹴ロクロ(ケロクロ)で調整された逞しいフォルムと粉引の美しさ、そして鉄分で変化する釉薬の色合いは、一点一点温かみのある存在感に仕上っています。
成形して1日半ほど置いて、やや固まってから掘りの作業をします。
「植物同様に植木鉢も育んでください」とお話されていました。
※粉引とは?
粉引は李氏朝鮮(500年続いた王朝)から日本に伝わった陶器のこと。
「粉を引いたように白い」ことから付けられたネーミングで、当時高級品でもあった磁器への憧れから生まれました。
一般的な陶器は陶土(素地)の上に釉薬をかけて焼きます。
一方、粉引は赤い陶土を白く見せるために、発達した技法(三層構造)で素地に白い泥をかけて色を付けてから釉薬をかけ、独特の風合いを生み出しています。
手頃な既製品の器はどこにでもありますが、何度も水分を吸って呼吸してきた器は新品とは異なる風合いへ育つ、と言われているのが粉引の魅力です。
羅以音窯 / 彫り粉引 Type A φ15cm
羅以音窯 / 彫り粉引 Type A φ15cm
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- W16cm H15cm Φ15cm
※手作りのため、測る場所で若干異なります。 -
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