外山刃物について---------------

新潟県三条市で江戸時代・文久年間(1861年）に創業された外山刃物。

現在五代目 秀信氏が越後木鋏の宗家として父祖伝来の技術を今日も受け継いでおられます。

外山刃物の鋏には数多くの伝統技をもって造りだされており、その確かな品質で国内、国外の皆様に愛されています。

そして近年では「伝統技と先端機械技術の融合」にも取り組まれており、より高度な品質と切れ味、耐久性を追求し新たな技法も取り入れ、プロの園芸家や植物愛好家に最も愛され信頼されています。

外山刃物様曰く、裏刃こそが鋏の心臓部分であり、それにより鋏の切れ味制度が決まるとのこと。

裏研ぎと呼ぶその作業には、高度な職人技が生み出す手作業が存在し、代々受け継がれた外山刃物の伝統技術がそこには詰め込まれています。

同じく、鋏において最も重要な工程の一つに合刃と呼ばれるものもあります。

左右の組み合わせとバランスを整えることで切れ味を最良の状態に仕上げられます。

強すぎず弱すぎない最良な条件に組み上げ、左右両刃の擦り合わせと握り具合も、職人様が全て手作業で丁寧に仕上げていきます。

商品特徴---------------

実際に花殻を摘んでみたりハーブをカットしてみたりしたのですが、日々の何気ないメンテナンス作業に彩りを添えたような、なんだか特別な時間に誘ってくれる、そんな感覚に陥ってしまいました。

もちろん操作面においても疲れることなく、そして狙った箇所へピンポイントに向かって気持ちよくカットしてくれる小回りさもあり、とても頼もしい道具でもありました。

きっとそこには全て、前述した職人様の高度な技術によるものだと深く納得してしまう、そんな鋏であり、その先長く付き合ってもらいたいと思える道具との出会いでした。

プロの方はもちろん、植物ラバーの方にも、そしてそんな方へのギフトにも迎えていただきたい逸品です。

アフターケアの無料券がついているのも嬉しいお心遣いです。

職人様が鋏の状態を見ながら手作業で研ぎ直しをし、ご購入当初のような切れ味に回復します。